野菜のミネラルは ?!
縁があって『ミネラル』をちょっと調べてみた。その結果は驚くべき事態! 1992年のアースサミット(ブラジル)の「過去100年間における農地のミネラル枯渇度合い」と言う資料によれば北アメリカ85%減、アジア76%減、ヨーロッパ72%減、オセアニア55%減・・となっている。日本の注釈では化学肥料・農薬使用量から北アメリカよりもひどい状態とのこと。野菜が美味しくなく、栄養価も激減していることはよく言われるが、こんなにひどいとは思わなかった。1992年からさらに10年以上経過していることを考えれば、日本の農地にはほとんどミネラルは無い! ということである。 この原因は化学肥料・農薬多量使用にある。本来天然の草木にはバランスよくミネラルは含まれているのである。とくにご当地物の昆布(海草)はミネラルの母体とも言うべき海のミネラルをしっかり含んでいる。最近『海水農法』なる話もあるが、ミネラルを失った農地に海水からミネラルを補充しようとする方法のようである。 楽農夫としてはいよいよ菜園活動を強化せねばと思った次第。それにしても大変なことではある。 過日読んだ福岡正信著 自然農法『わら一本の革命』 に、アメリカの農林業についての痛烈な批判があった。一言で言えば「アメリカの土は死んでいる」と喝破しているのである。そして今回の資料 ― 自然を支配できるなどと生意気な考え方をしてきたアメリカ、そしてそれに追随してきた国々の土は今瀕死の状態にある。ミネラルを含まない作物=食物は単なるカロリー補充物であって、人間が健やかに生きていくための食物ではない。ミネラルは微少ではあるが生命維持のための活動のバランスを作っているのである。 この数日はちょっとショックでした。 さあ、ことしも真面目な野菜を作ろう。そして昆布も大事にいただこう。 この地に住んでいることに感謝しながら・・・・・・
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